もはや国民的娯楽、オンラインゲーム
スマホ・PCを問わず、オンラインで楽しむゲーム、私たちの生活の重要なエンタメとして多くの人が利用しています。オンラインゲームの統計によると、2019年のオンラインゲーム利用率は10代でなんと61.5%、20代で56.4%、30代で45.7%にも上り、生産年齢人口のうち約半数がオンラインゲームを何らかの形で経験していることになっています!2020年の日本での有名作「グラブル」では、なんと2,600万人もの会員がいると言われています。もう国民的な認知度と言えますよね。そんなオンラインゲームの課金形態も様々。それぞれのメリットやデメリットをご紹介します。
月額課金制
オンラインゲーム黎明期であった2000年代の後半まで、月額課金制は課金形態としては主流だったのをご存じでしょうか。これだけ無料ゲームがあふれかえる現代では想像しづらいかもしれません。今ではめっきり少なくなってきましたが、月額課金制ゲームにも根強い需要があります。
メリットとしては、課金アイテムによりユーザー間の差があまり広がらないように設計されていることが挙げられます。プレイ予算を一定水準に保ち、課金にものを言わせたユーザーが圧倒的な優位に立つことがなく、ゆったりとしたペースでじっくりプレイできるのが最大の魅力。長い期間を経ても、課金アイテムによりゲーム内のパワーバランスが大きく崩れづらく、ゲームの世界観を存分に味わうには優れているといえます。また、年齢層も若干高めとなっており、マナーをわきまえたユーザーが多い、とも言われています。
逆にデメリットとしては、プレイする時間がとりづらい人にとっては、毎月一定額を課金されるということで敷居が高く感じられてしまうこともあります。やはり忙しい日本人、プレイ時間が少なめの人はやはり無料形態のゲームから入る人が多いかもしれません。
基本無料形態
現在のオンラインゲームの主流は、MMORPGやバトルロイヤル系、そして育成系といえます。どのジャンルでも、基本無料でプレイできるタイトルが圧倒的に大多数を占めています。もしくは、コンソールでのソフトを買いきりで購入したのちは基本無料でプレイできる場合もあります。ユーザー数上位(全世界で約1,800万人!)を占めるMMORPG「FFIX」も、ソフトを買ってしまえばあとは基本無料という点でこの形態に当てはまるといえます。
メリットはもちろん、その敷居の低さ。誰でも興味を持てばすぐに始めることができるのが最大の長所です。忙しくてプレイ時間がなかなか取れない、そんな人でも気軽にプレイできる手軽さがここまで無料MMORPGが普及した最大の理由ともいえるでしょう。
とはいえ、課金力によってゲームプレイの有利・不利が大幅に変わってきてしまうのも基本無料形態のMMORPGやバトルロイヤル系ゲームの難点であることも確かです。時間が取れないユーザーであればなおさら、ゲームの世界観を味わって楽しむのには一つの障壁となっていることも否めません。
自分のペースでできる課金方式
eスポーツ
MMORPGやバトルロイヤル系、育成系に限らず、オンラインでゲームを楽しめる方法はほかにもあります。特にバトルロイヤル系のゲームでは、チーム対抗で戦いあうトーナメントなども開催されています。eスポーツは職業的なプロが登場するほど大きな産業となったため、トーナメントに参加するのには敷居が高くなりますが、その結果を予想することであれば誰でも気軽にできます。トーナメントでの勝者や試合の勝敗などを予想するベットサービスも広まってきました。ブックメーカーと呼ばれるサイトがベッティングサービスを提供しています。お気に入りのチームを応援するつもりでベットに参加すれば、観戦にも熱が入りそうです。
オンラインカジノ
先に紹介したeスポーツベッティングはおもにiゲーミングと呼ばれる分野のエンタメですが、こうしたiゲーミング企業ではオンラインカジノゲームも提供しているものがほとんどです。好きな時に好きなだけ課金して遊べるのが、オンラインカジノの最大の魅力。長いプレイ時間を確保する必要もなく、空いた時間にさくっと楽しめます。
iゲーミングの楽しさ・注意点
これらベッティング系のエンタメでは、ゲームを進めるのに有利になる特典として課金アイテムではなく、ボーナスが提供されています。iゲーミングサービスは非常に多くの企業が提供しており、これから始めるのには情報が多すぎるかもしれません。そんな時は、ボーナス情報などを含め日本語でわかりやすく書かれたレビューサイトがあるので、そのようなサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
こうしたiゲーミングで気を付けるべきことといえば、もちろんリアルなお金を用いて楽しむエンタメですから、節度を保つ、これに尽きるでしょう。
オンラインエンタメの課金形態 まとめ
ここまで様々なオンラインエンタメの課金形態を見てきました。自分に合ったゲームが見つかるきっかけとして活用してください。月額課金やiゲーミングなども、基本無料課金形式のゲームしか試したことのない人は参考にしてみてください。